中学生の子どもにスマホを持たせたら、夜遅くまで手放さない、成績が下がった、知らない人とやりとりしていたなど、中学生のスマホで後悔しそうだと感じていませんか?
この記事では、中学生のスマホで親が後悔しやすいパターンと、その背景にある利用の実態、持たせる前と持たせたあとにできる準備を、公的な調査も交えて解説します。
読み終えるころには、わが家に合ったスマホの持たせ方と、困ったときに家族で見直すポイントが分かるようになります。
機種の準備や初期設定の流れはAndroid機種変更でやることリスト|前日・当日・移行後の手順まとめで説明しています。
中学生のスマホで後悔する多くは「使い方を決めないまま渡した」とき

中学生のスマホで親が後悔するケースの多くは、スマホそのものではなく、使う時間や使ってよいアプリを家族で話し合わないまま渡したことが原因です。
こども家庭庁の「令和6年度 青少年のインターネット利用環境実態調査」によると、中学生の98.1%がインターネットを利用し、82.0%がスマートフォンでインターネットを利用しています。
スマホでインターネットを使う中学生のうち95.3%は子ども専用の端末を使っていて、多くの家庭で中学生のうちにスマホを持つのが一般的になっています。
同じ調査では、中学生の平日1日あたりのインターネット利用時間(すべての機器の合計)は平均で約5時間2分でした。
利用が当たり前になっているからこそ、持たせ方しだいで「持たせてよかった」にも「後悔した」にもなります。
中学生のスマホで後悔しやすいパターン

親の体験談や上位の記事で多い後悔を、起きやすい背景と合わせて見ていきます。
使う時間が増えて睡眠や勉強に影響した
動画やSNS、ゲームは終わりが見えにくく、気づくと夜遅くまで使っていることがあります。
夜の利用が睡眠時間を削り、朝起きられない、授業に集中できないといった形で後悔につながりやすくなります。
SNSやグループのトラブルに巻き込まれた
LINEのグループやSNSでは、言葉の行き違いや、仲間外れ、知らない人からの連絡といったトラブルが起きることがあります。
親が気づくのが遅れると、子どもが一人で抱え込んでしまうこともあります。
課金や通信量が想定を超えた
ゲームの課金や、動画の見すぎによる通信量の超過は、請求が来てから気づくパターンが多いです。
支払い方法や通信量の上限を決めずに渡すと、後から家族で揉める原因になります。
約束を決めたのに守られなかった
最初に約束を決めても、子どもが納得していなかったり、守れなかったときの対応が決まっていなかったりすると、形だけのルールになりがちです。
「約束を破ったら取り上げる」だけでは、隠れて使うようになることもあるという声もあります。
家庭のルールは親子で決め方をそろえる

同じ調査で、インターネット利用について「家庭のルールを決めている」と答えた中学生は73.0%、中学生の保護者は82.1%でした。
親は「ルールがある」と思っていても子どもはそう受け止めていないことがあり、決めたつもりのルールが伝わっていないのが後悔の種になります。
ルールの中身は家庭ごとに違ってよいものなので、ここでは決めるときに話し合っておきたい項目を挙げます。

話し合っておきたい項目
- 使ってよい時間帯と、夜に充電しておく場所
- 入れてよいアプリと、新しいアプリを入れるときの相談の仕方
- 課金の可否と、支払い方法
- SNSで知らない人とやりとりしない、写真や個人情報を載せる前に考えること
- 困ったこと・怖いことがあったら、怒らずに聞いてもらえる約束
- ルールを見直すタイミング(学期ごと、進級のときなど)
子どもが納得できる形にする
一方的に決めたルールより、子ども自身が理由を理解し、意見を出して決めたルールのほうが守られやすくなります。
守れなかったときの対応も、あらかじめ一緒に決めておくと揉めにくくなります。
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スマホの機能で見守りを助ける

ルールを支える道具として、スマホの見守り機能やフィルタリングを使う方法があります。

フィルタリングを設定する
18歳未満がスマホを契約するときは、携帯電話会社がフィルタリングについて説明し、設定を行うことが法律で求められています。
同じ調査では、子どもがスマホを使う青少年の保護者が実施している取り組みとして、フィルタリングが45.8%で最も多くなっていました。
Googleファミリーリンクで利用時間とアプリを管理する
Androidでは、Googleの「ファミリーリンク」を使うと、保護者のスマホから子どものアプリのインストールの承認や、1日の利用時間の上限、就寝時間の設定などができます。
管理の範囲は子どもの年齢や設定で変わるので、どこまで見守るかも家族で話し合って決めておくと安心です。
機能に頼りすぎない
フィルタリングや利用時間の制限は便利ですが、すべてのトラブルを防げるわけではありません。
困ったときに子どもが相談できる関係をつくっておくことが、機能と同じくらい大切です。
高校生までスマホはいらない?持たせる時期の考え方

「高校生までスマホはいらないのでは」と迷う家庭もあります。

持たせる時期に正解はない
部活や塾の連絡、友だちとのやりとりのために持たせる家庭もあれば、高校生になってからと決めている家庭もあります。
どちらが正しいということはなく、通学の距離や連絡の必要性、子どもの様子に合わせて決めてよいことです。
持たせない場合の工夫
スマホを持たせない場合は、家族の端末を決まった時間だけ使わせる、連絡用にキッズケータイを使うなど、必要な連絡手段を確保しておくと安心です。
友だちとの連絡で困っていないか、ときどき子どもに聞いてみることも大切です。
持たせたあとで見直してもよい
一度持たせたあとでも、使い方が合わないと感じたら、ルールや設定を家族で見直せます。
後悔したと感じたときは取り上げるだけで終わらせず、何が困っているのかを子どもと一緒に確かめてから見直すのが近道です。
よくある質問

中学生にスマホを持たせて後悔する家庭は多いですか?
使い過ぎやSNSのトラブル、課金などで悩む声は少なくありません。
ただ多くは、持たせる前の話し合いや見守りの設定で減らせる内容です。
中学生はどれくらいスマホを持っていますか?
こども家庭庁の令和6年度の調査では、中学生の82.0%がスマートフォンでインターネットを利用していました。
そのうち95.3%は子ども専用の端末を使っています。
中学生のスマホのルールは何を決めればいいですか?
使う時間帯、入れてよいアプリ、課金、SNSでの注意、困ったときの相談の仕方などが代表的です。
中身は家庭ごとに違ってよいので、子どもと話し合って決めてください。
フィルタリングは外してもいいですか?
18歳未満の契約では、フィルタリングの利用が基本です。
外すかどうかは、保護者が子どもの成長や使い方を見ながら判断することになります。
高校生までスマホはいらないという考えはありですか?
ありです。
連絡の必要性や子どもの様子に合わせて、家庭ごとに決めてよいことです。
中学生のスマホはAndroidでも大丈夫ですか?
Androidでもファミリーリンクなどの見守り機能を使えます。
家族が同じ種類のスマホを使っていると、設定を手伝いやすくなります。
まとめ

中学生のスマホで後悔しないためには、渡す前と渡したあとの話し合いが欠かせません。
| 後悔の種 | できること |
|---|---|
| 使い過ぎ・夜ふかし | 使う時間帯と充電場所を決める・利用時間の上限を設定 |
| SNSのトラブル | 知らない人とやりとりしない約束・相談できる関係 |
| 課金・通信量 | 支払い方法と上限を決める・アプリの承認を使う |
| ルールが守られない | 子どもと一緒に決め、定期的に見直す |
家庭のルールに正解はないので、子どもの成長に合わせて少しずつ形を変えていけば大丈夫です。
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